FRP浴槽を解体せずに檜風呂に改修した事例です。FRP浴槽を解体して檜風呂にすることは設計上も施工上も予算的にも大変です。少ない費用で驚くほど変化させるためには、設計上の工夫が必要でした。FRP浴槽は、低い位置に設置されていたことで眺望にも配慮できていませんでした。本件は、浴槽の高さを上げることによって眺望をよくすること、および、既存のFRP浴槽を解体せずに少ない予算で改修すること、を課題とし、それを解決する設計をしました。既存の浴槽が檜風呂ではない場合、檜風呂に変更するにはとてもお金がかかる場合が多くあります。既存を無理に解体せずに上手く利用することでこのような改修ができます。